波打際のブログさん

主に、プログラミング備忘録など。

rbenvを使って3分でRubyをインストールする方法まとめ。

はじめに

 最近モダンなrbenvを使って、3分の作業時間でRubyをインストールできたのでその方法をまとめておきます。

rbenv

 rbenvはrvmと同様にRubyのバージョン管理ソフトです。rvmよりも黒魔術を使わないため、副作用が少なく、最近モダンらしいです。乗るしかないこのビッグウェーブに。

環境

  • CentOS6.4
  • SSHでgit(git-hub)が利用できる環境(本項では解説しません。)

rbenv

rbenvのインストール

 インストールは非常に簡単で、公式リポジトリ(GitHub - rbenv/rbenv: Groom your app’s Ruby environment)をgitクローンしてbashにパスを通して、bash起動時に初期化されるように設定するだけで完了です。

# gitでローカルの ~/.rbenv にクローンを作る。
$ git clone git@github.com:rbenv/rbenv.git ~/.rbenv

# bashにパスを通す。(ubuntuの場合は .bash_profile ではなく .profile)
$ echo 'export RBENV_ROOT="$HOME/.rbenv"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'export PATH="$RBENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile

# bash起動時にrbenvの初期化を行うように設定。
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile

# シェルの再起動。
$ exec $SHELL -l

# インストールできているか確認。
$ rbenv --version
rbenv x.x.x-xx-xxxxxx # バージョンは環境によって異なります。

ruby-buildのインストール

 ruby-buildのインストールは、rbenvよりも更に簡単で、先ほどのrbenvのプラグインフォルダに、公式リポジトリ(GitHub - rbenv/ruby-build: Compile and install Ruby)をgitクローンするだけで終わりです。

# gitでローカルにクローンする。
$ git clone git@github.com:rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build

 以上でRubyをインストールするためのrbenv環境が整いました。

Rubyのインストール

 rbenvを利用してRubyをインストールします。インストール可能なパッケージを install -l オプションで調べてインストールを行います。

# インストール可能なパッケージ一覧を調べる。
$ rbenv install -l
 
# 実行時に一番新しいRubyをインストールしてみた。
$ rbenv install 2.0.0-p247

# デフォルトのRubyに設定する。
$ rbenv global 2.0.0-p247

 rbenvがソースコードコンパイルを行うため、Rubyのインストールには時間がかかりますが、作業時間では無いのでノーカンで・・・