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波打際のブログさん

主に、プログラミング備忘録など。

クラウドIDEを使ってみた Nitrous.io & Codeanywhere

はじめに

 お久しぶりです。昨年末から関ってきた某プロジェクトを5月にリリースし、最近やっと落ち着いてきました。落ち着いてきたついでに先週末ごろから開発環境を0から作り直しているのですが、開発環境の構築って面倒くさいですよね。検証環境なんかはVagrantを使えば良いかもしれません、しかし、開発環境となると話は別です。IDEをインストールしてエディタの設定をして...etc 面倒くささの極み!!!

そこで、私の中で今流行のクラウドIDEを使ってみることにしました。

クラウドIDE

 クラウド上の仮想マシンで、ブラウザから動作するIDEを使いソフトウェア開発ができる便利っ子です。今回は Codeanywhere と Nitrous.io を実際に使用してみました。

Nitrous.io

https://www.nitrous.io/
f:id:alfa-jpn:20140701034142p:plain

 上記の2つのサービスはウェブ上(HTML5)で動作するため、手持ちのSurfaceRTでも動作しました。

比較

 双方一番安い有料プランに登録しての比較です。
 

仮想環境について

Codeanywhere
  • Redhat
  • sudo権限あり
  • ブラウザ上のターミナル以外から接続する方法なし
Nitrous.io
  • Debian
  • sudo権限なし
  • SSHでログイン可能

 Nitrous.ioの仮想マシンはsudo権限がユーザに付与されていません。仮想マシン作成時に選択した開発言語に応じて、必要なソフトウェアが自動でインストールされます。また、オートパーツというブラウザ上のパッケージマネージャから、追加パッケージをインストールできます。

IDEについて

Codeanywhere
  • 自動でオートコンプリートリストが開く
Nitrous.io
  • ショートカットキー( ctrl + space )でオートコンプリートリストが開く

 Rubyを用いて簡単なチェックを行ったところ、双方ともオートコンプリート機能は備えています。ただし一般的なIDEのように標準関数や別ファイルの関数は補完できません。またリファクタリングなどの強力なサポートはありません。このあたりは双方ともにプロジェクトの概念が無いためかもしれません。

 積極的に人柱になって、プロジェクト概念の導入と、標準関数のオートコンプリートの要望を出していきましょう!

パフォーマンスについて

Codeanywhere
  • 非常に不安定
Nitrous.io

 Codeanywhereは無料版でも有料版でもパフォーマンスは悪く非常に不安定です。それに引き換え、Nitrous.io は非常に安定しています。仮想マシン作成時に設置場所を選択でき、EastAsiaを選択したところ、非常に安定しており、パフォーマンスも良いです。

料金について

Codeanywhere
  • $2から
  • マシンの設置可能台数がプランによって変化
Nitrous.io
  • $7から
  • N2Oというポイントをリソースに割り当てる

 Codeaanywhereは同一スペックのマシンを契約プランに応じた台数分設置できるという料金体系です。Nitrous.ioはN2Oというポイントを利用して仮想マシンを立てたり、仮想マシンのスペックをアップグレードしたり、ユーザが使用方法を自由に選べる料金体系です。

 Codeanywhereは月額$2からスタータープランが用意されているのに対し、Nitrous.ioは月額$7からのスタータープランになっています。同額料金を支払うならCodeanywhereのほうが圧倒的に多くのリソースが手に入ります。

まとめ

「リソースいっぱい使って、いくつも環境作りたい!」という人は料金体系的にCodeanywhereをお勧めしたいところですが、前述したとおり動作が非常に不安定です。日本国内から使用するなら安定性とパフォーマンスの問題から、現時点では Nitrous.io しか選択肢はなさそうです。